頭痛と筋肉関係・

頭痛と筋肉の関係

頭痛にはいくつかのタイプがあります。慢性的な頭痛でも命に関わらないものと、一過性の頭痛でも、命に関わりのあるものです。後者の場合、外傷後の頭痛や経験したことの無い痛み方の場合は命に関わる危険性が高いので、精密検査を受けましょう。

一方、命に関わらない頭痛として、頭蓋骨周辺の筋肉や、頭部と腕を支える首・肩周りの筋肉が緊張することでおこる頭痛があります。こうした頭痛は緊張性頭痛といい、日頃の姿勢の改善や生活習慣の見直しをすれば、すぐに軽減することができます。

頭痛に影響を及ぼすもの

  • 頭の位置

では、緊張性頭痛の筋肉の緊張を防ぐためには、何に気をつければよいのでしょう?。重要となるのは、「頭の位置」です。

重い頭を支えるために、首や肩周りの筋肉の支えが必要です。その際、重心線がズレない位置に頭があれば、首や肩周りの筋肉疲労が微量で済みますので、頭痛が起こりにくくなります。

  • 首の骨

背骨の一部である首の骨も、筋肉へ影響を与えます。背骨は小さい骨が連なり、1本の長い骨になっています。首の骨は、長い骨背の先頭部分にあたりますので、骨の首の位置が悪いと、後ろに続く背骨全体にも歪みが生じ、その結果、背骨周りの筋肉が緊張して凝り固まり、頭痛を引き込してしまうのです。